第二集「いいもんだ」無事終演いたしました。

2016年2月7日の朗読楽団おとぎ日和第二集「いいもんだ」は、たくさんのお客さんに観てもらい、無事に終演することが出来ました。

「いいもんだ」は、劇団員千頭和直輝のオリジナル台本で、お話の中に出てくる2本の木が、切り倒された後、斧や楽器など自分は意図せずにいろいろなものに姿を変えていきます。私は、彼らがその先々で不安だったり、思い通りにならず苦しむこともあるけれど、懸命に、楽しみを見つけて、精一杯生きる姿がとても好きでした。
カエデ役の千頭和は繊細で細やかな演技が、ケヤキ役の大寄正典は優しく包み込むような暖かさが、語りの佐藤匡は心にすっと届く声が私は好きでした。私としては、初めての語りところころ変わる色々な役に、挑戦させてもらい、またひとつ経験値を増やせていたらいいなと思います。どうかな?(笑)
今回は 、お話の中に楽器たちが登場することから、楽団との相性もよく、音楽劇のような要素も取り入れることが出来ました。「朗読楽団」として、私たちの持ち味を生かすことが出来たのではないかと思っています。

終演後、前回と同じようにお客さんひとりひとりと握手をしながら、感謝の気持ちと言葉を交わすことが出来ました。みなさんニコニコした表情で、「良かったよ」「ありがとう」「とても素敵な気持ちになりました」「また観に行くよ」とたくさんたくさん声をかけていただきました。私にとって、この時間が何よりも、かけがえのないご褒美となりました。

そして、ボランゲィア公演についても県内の小学校と高校で行うことが出来ました。
小学校は2年生の前で。始めは、映像があるわけでもないので、長い時間児童が集中できるのか、つまらなかったらどうしようと不安に思う気持ちもありました。しかし始まってみると、小さい顔がみんなこっちを向いていて、緊迫したシーンではギュット体に力を入れて、楽しいシーンでは声を出して喜んでくれたりして、真剣に聞き入ってくれました。「いーとーまきまき」の音楽では「コレ知ってるー!」なんていって小さく踊ってくれる子なんかもいたりして、、、児童たちの素直な反応がとても新鮮で、すばらしい経験となりました。終演後には、数名の児童の感想を発表してもらいました。子供たちの、無邪気で率直な気持ち、ちょっと大人びた言葉を使って背伸びした言葉、とても愛らしく、胸が熱くなりました。
高校では、開演前に生徒さんが私たちおとぎ日和を、校内放送や舞台に立って紹介してくれました。生徒の子だけでなく、校長先生を含めたくさんの先生も観に来てくださいました。終演後は放送部の子たちとおしゃべりしたり、ツイッターでフォローしてくれた子が、数日後に朗読の力をつけるための基礎練習メニューを作ったりしている呟きをみると、「いいもんだ」を観て、何か思うことがあったのかななんて、ちょっとくすぐったい様な嬉しい気持ちになりました。

今回の第二集「いいもんだ」も、とても多くの人たちの支えの中で成功することが出来ました。
音楽のアンサンブルゴーシュの皆さん、フルートの布能美樹さん、スタッフ、学校、図書館、会場まで足を運んでくださった皆さん、ブログやツイッター等で応援してくださった方、ありがとうございました。
皆さんの声援が、とてもとても励みになりました。

おとぎ日和は、観てくれたお客さんに「明日も頑張ろう」と思えるような感動を伝えたいと思い、昨年11月に立ち上げました。しかし、それは同時に私自身が「明日も頑張ろう」と思える力をもらっていることに気がつきました。

本当にありがとうございました。

明日も頑張ります!

2016年2月18日 松浦姫